今季も川中島の合戦は「激戦必須」

  VS 新潟戦 ゲームプレビュー

Jリーグのヴァンフォーレ甲府とアルビレックス新潟の対戦に象徴されるように、山梨と新潟のチームの対戦は戦国時代に遡り、武田信玄と上杉謙信が長野県の川中島周辺で繰り広げた戦に例えられる。
今回は新潟のホームゲーム。クィーンビーズは活動拠点の日本航空高校を昨日の昼バスで出発、長野道を使い川中島周辺(長野市)、そして上杉謙信の居城春日山城があった上越市を通過して17時過ぎに五泉市市内の宿舎に到着。

クィーンビーズと新潟のここまでの対戦を振り返ると、先季までの6シーズンでクィーンビーズ7勝、新潟5勝。
対戦の場は新潟県、相手の懐深く入りこみ、今節からは一部声出し応援が可能となる完全アウェーの戦いは、今回も激戦となることだろう。

前節の姫路戦で連勝を逃したことと、他チームの勝敗の動向により悲願のプレーオフ進出の望みが消滅し、試合後のセレモニーで選手は落胆の色を隠すことが出来なかった。

週明け、選手のモチベーションを気にしつつ体育館を覗くと、そこでは今までに以上にも見える緊迫感に満ちてバチバチでやり合う、練習風景を観ることができた。

「リーグ戦だから、目標はなくなっても勝って終わることが大事。吹っ切りました」と岡萌乃は話す。

プレーオフ進出の夢は途絶えたが

参入後の最高順位を
そして、今季まだ達成していない連勝を
そして、チームを後押してくださるファン・ブースターの皆さんの為に。

クィーンビーズの戦いは続く!

姫路戦に向けて金子寛治ヘッドコーチ・キャプテン岡萌乃の談話

金子寛治ヘッドコーチ 

土田と片山の復帰は大きいが、新潟はメンバーが揃っている。
対新潟の対策は立てているが、やってみて。その対策が功を奏するか、上手く行かない時にどう対応していくか。
今回も12人と少ないメンバー構成なので、スタミナの配分も考えながら試合を進めていきたい。

キャプテン岡萌乃

今シーズン通して思うのは姫路戦もだが、1人の選手を抑えきれず、やられてしまうケースが多い。
どうアジャストして「相手のやりたいことをやらせないか」ここから先は大事になる。
新潟は粘り強く、毎回接戦となる。
機動力とスリーで勝負してくるのでウチのチームと似た部分もある
的を絞ったディフェンスとリバウンドが重要になると思う。

アランマーレ ロスター