深まる一体感

  VS アイシン戦ゲームプレビュー

ここまで、22試合を戦い通算成績は5勝17敗で3月10日時点での順位は11位のクィーンビーズ。
前節の新潟戦、初戦は86-92と惜しくも黒星を喫したものの再延長まで含め、50分間を粘り強く戦った。翌日の第2戦、キャプテン岡萌乃の「良い顔して戦おう」を全選手が実践。ピンチを迎えても怯むことなく、アグレッシブなプレーを終始展開し、83-71と前日の雪辱を果たした。

今節の対戦相手アイシンは7勝15敗で現在10位、他チームの動向にもよるがプレーオフへの希望を残しているだけに高いモチベーションでクィーンビーズの前に立ちはだかることは間違いない。

岡萌乃は言う。「年が明けてからは怪我で戦列を離れる選手が多く総力戦だった。その中で、場面場面でコートに立っている選手が繋いでくれて、ベンチも盛り上げてくれた。

人とボールが動くバスケは、誰にも得点の機会があり、誰もがヒーローになり得る。
それが、同じ方向を向けるチームを作る要因になって、一体感は一層強くなって来たと思う」


3月8日に開幕したWBC(2023 WORLD BASEBALL CLASSIC) 、侍ジャパンは東京ドームで、ここまで2連勝。どうやらトップバッターを務めるヌートバー外野手がムードメーカーとなっている様だが、チーム一体となって戦う姿が満員の観客にも伝わり、球場全体が選手を後押しする雰囲気を作り上げている。テレビの画面越しにも、一つになって戦うことの力強さを感じる2試合だった。

一体感ならクィーンビーズのホームゲームのアリーナも負けてはいない。

ファン・ブースター、そして選手・スタッフ一体となって、今季のチームスローガンchemistryを。


その、化学反応で来季に繋ぐ4連勝を!!

アイシン戦に向けて金子寛治ヘッドコーチ・キャプテン岡萌乃の談話

金子寛治ヘッドコーチ 

相手のディフェンスに対する対応を今週は行なった。サイズ的には似通っていると思う。

コンディション不良の選手が多く、メンバーが揃わず苦しい中でアーリーの選手が馴染んできたことで戦えてきた。
アイシン戦からは出原も戻ってくる。


プレーオフの可能性を残してるアイシンはモチベーションも高いと思う。

やってみないと解らない。



キャプテン岡萌乃
新潟の試合は初戦の出だし、噛み合ってない感じがコートに出ていたが、2試合目は吹っ切れて1プレー1プレーに喜びを表現できていた。

ホームでも、そういう姿は見せないといけないし、そういうのが競り合いの場面、流れを変えるポイントに繋がってくる。


リーグ戦開幕時に比べてると途中の負けが混んできた時は、一時期みんなで喜べなかったりしてチームの状況が下降気味だった。
しかし、勝つことでモチベーションは上がるし、自分が良くなくてもチームが勝つことで、みんなの向く方向が変わってきたように思う。
ホームであまり勝ててないので4連勝を目指す
それが来シーズンに繋がると思う。


アランマーレ ロスター