この戦いは譲れない

VS 東京羽田ヴィッキーズ

チーム数が13チームに増えたことで対戦がないクィーンビーズは10月31日のトヨタ自動車戦から試合間隔が2週間空くことになった。
ここまでの4試合を、ENEOS戦で『出来るんじゃないか』という感触を掴んだままよりも、昨季チャンピオンのトヨタ自動車から強烈な洗礼を浴び「返って目が覚めた」と振り返った伊與田好彦ヘッドコーチ。
水野菜穂は、トヨタ自動車にやられたダメージは大きかったが逆にチーム内はこのままじゃダメだと全員で同じ方向を向くことが出来た
と両者、ここまでの戦績と試合間隔をプラスに捉える。

東京羽田の中心はTOKYO2020で、怪我からの復帰直後でありながら銀メダル獲得に貢献した、勝負強さと得点力が光る #12 本橋 菜子
リーグ戦前に東京羽田の萩原美樹子ヘッドコーチが「
月刊バスケットボール」のインタビューで「本橋がリハビリを続けながらオリンピックに出ていたことから、年明けくらいに100%に戻ってくれれば」と語っていたように、ここまでは1試合10分前後のプレータイムとなっているが、この10分が伸びてくるのか。
それに対して伊與田HCは「本橋がどのくらい出るか予測できないが
誰が出てきてもやることは変わらない。基本が40分間徹底できるかが勝負」と、この2週間の取り組みに自信を覗かせる。
先シーズンは、東西に分かれての開催で対戦
は無かったが、これまでも接戦を演じてきた両チームは今季に入っても、オータムカップでは東京羽田が勝ち、その後の練習マッチではクィーンビーズが勝利した。

明日からの連戦は両チームにとってプレーオフの舞台に進む事を考えると、お互いに負けられない2連戦であることは間違いない。


雪を戴いた富士山の麓、冷え込む外気とは裏腹に、アリーナ内は熱い戦いが繰り広げられる事だろう。

明日からの2試合は13:30ティップオフ
会場に来れない方は
SPOZONEバスケットLIVEで御覧ください。

指定席・自由席共に当日券の販売を予定しております。

アリーナ2列目(指定席)3,300円
2F自由席 大人2200円、小中高770円

また、次週のシャンソン戦の自由席前売り券販売いたします。

冠雪した富士山 11月12日 15:30 御坂トンネル入り口付近(富士見橋展望台)からの撮影

東京羽田戦に向けて伊與田好彦ヘッドコーチ・キャプテン水野菜穂の談話

伊與田好彦ヘッドコーチ

トヨタ自動車戦以降2週間、ディフェンスを中心に出来ていなかったことに課題を持ってしっかり取り組むことが出来た。

東京羽田の「アグレッシブなオフェンスをどれだけ守れるか」が鍵になると思うが、アジャストしようが何をしようが、最終的にはウチのディフェンスの基本・決まり事を40分間徹底してやり切れるかが勝敗の分かれ目なると思う。

キャプテン水野菜穂

1週間空いたのも色んな意味で良かったと思う。

プレイオフ進出という目標を考えると、東京羽田との2戦は大事な2試合になることは間違いない。

相手も同じ気持ちで挑んでくると思うので、その気持ちの部分で負けたくない。


気持ちを全面の出して、ディフェンス・リバウンド、地道なことを積み重ね
自分達の勝ちたい気持ちをぶつけたい。

東京羽田ヴィッキーズ選手及び対戦成績


東京羽田ヴィッキーズ

5 アイメレク モニィークSF175cm

6 星澤 真PF182cm

7 秋元 千那実C178cm

10 軸丸 ひかる PG

12 本橋 菜子PG164cm

17 田代 桐花PF184cm

20 鷹のはし 公歌SG

21 尾崎 早弥子 PF177cm

23 澁谷 咲月SG168cm

25 津村 ゆり子 SG172cm

36 小笠原 美奈 PF178cm

78 粟津 雪乃PF179cm

87 奥田 花SF175cm


東京羽田

平均身長 ㎝  平均年齢 歳


QB

平均身長 172.1㎝  平均年齢 25.4歳


対戦成績
 山梨クィーンビーズ   <2017-18>         東京羽田    

              62-89

              77-79

              69-75

     

             <2018-19>

              76-84

              99-107(延長)


             <2019-20>

              73-61

              61-69

         

11月7日終了時点 <順位表>  勝ち点…勝ち2点・負け1点・不成立0点 

勝ち点 勝-敗   得失点差

1位 日立ハイテク  12点  6勝    185

2位 デンソー    12点  6勝    156

3位 富士通     12点  6勝     79

4位 ENEOS    11点  5勝1敗   68

5位 三菱電機    10点  4勝2敗   101

6位 アイシン    10点  4勝2敗   85

7位 トヨタ自動車  8点   4勝    162

8位 トヨタ紡織  8点   2勝4敗   -22

9位 新潟      8点  8敗    -287

10位 シャンソン化粧品 7点  1勝5敗  -84

11位 東京羽田     6点  6敗    -146

12位 アランマーレ   6点  6敗    -185

13位 山梨QB     4点   4敗    -112


※勝ち点が同じ場合は以下の順序で順位を決定する

・当該チーム間での対戦試合の勝ち点

・当該チーム間での対戦試合の総得失点差

・リーグ戦全試合での総得失点差

・リーグ戦全試合の総得点数